番外編『納刀』
刀を抜いたら最後は納めます。当たり前ですが、
① 左手で鯉口を握る
鯉口は親指と人差し指で隠れるようにします。
はじめのうちは怖くて、握りが甘くなると、納刀時に刀を取りこぼしたり、切っ先で指を突いたり怪我に繋がります。
② 鍔元まで送る
刀は鍔元まで送り、鯉口を握る左手に乗せ、刀の棟を背に斜め右前に引きます。
③ 切っ先を鞘に納める
刀を鞘に納めていきます。
重要なのは左手の使い方、右手だけで納めようとするとうまくいきません。
以上を持って制定居合の説明を終了します。
イラストについては新紀元社の『剣技・剣術説』(牧秀彦著)を参照しています