【禅語】絶妙の機を逃さない至極の師弟関係 卵の中の雛(ひな)が生まれ出ようと内から殻をつつく音を「啐(そつ)」 それを聞きつけた親鳥が同時に殻を破る助に外からつつく音を「啄(たく)」 親鳥が卵のひな鳥の無事の誕生の瞬間を間違うことなく導き補助する姿です。 禅においては、機が熟し悟りを開こうとしている弟子に、師家(師匠)がうまく教示を与えて悟りの境地に導く師家と修行者との呼吸がぴったり合う事を示す。 教育界やスポーツ界においても「啐啄同時」の指導とよく引用されます。教育界では良い教師 スポーツ界では良きコーチや監督に出会ますことは導かれます者には重要な出会いであります。 その「啐啄同時」の精神のもと稽古にて、導く者「井村渉(教士八段)」・「久保達也(剣道教士七段・居合道錬士六段)」を中心に教えを乞う者(弟子)の成長に絶妙の機を逃さない指導をいただいております。 古来から賢人、達人たちが残した真理や刀法を、古流そのままの姿で本道を見失わずに、後世に伝える義務が有る。井村 渉 古流におきましては、私事で改ざんする事なく、正しく、皆様方に伝承していかなければならないと思っております。「気は早く」「心は静か」「身は軽く」「目は明らかに」「業は烈しく」常にこれを心がけ、趣味の居合の研鑽に励み若い方々との和を大切してまいりたいと存じます。 居合道の奥深い楽しさを是非体験しましょう! 啐啄会のホームページにお立ち寄り頂きどうも有難うございます。 私達は大阪で居合を趣味とした集まりで、定期的に稽古をしている社会人の団体です。 皆さんは、「居合」に対してどの様なイメージを持っておられますか? 「カッコ良く日本刀を振回す」或いは「精神統一をするもの」或いは 「ヨガと似た様なゆっくりした動きの運動」或いは「剣道してる人は皆してる? してない?どっちかな?」等と色々な思いがあるかも知れません。 全部正解です。 私達、啐啄会の会員も居合を始めたきっかけは様々です。 日本刀の魅力にハマった人、日本の伝統文化を掘下げて体験したいと思った人、 運動不足の解消に始めた人、剣道の上達に役立ちそうと始めた人など、いろいろです。 居合の起源は戦国から江戸時代にかけて林崎甚助によって創始され、 その後明治時代の大日本武徳会の設立に伴い色々な武術とともに居合の振興が図られたとされています。その後、色々な流派、色々な団体が活動し、現在に至っております。 私達、啐啄会は、全日本剣道連盟(及び大阪府剣道連盟)の傘下に属しており、 全日本剣道連盟制定居合 並びに無双直伝英信流の古流を、井村渉先生のご指導の下、 毎週、楽しくそして厳しく稽古を重ねております。 若し興味を持たれた方は、是非このホームページの「お問い合わせ」フォーム、または私達のメールアドレスまでご連絡ください。 先ずは見学して見られては如何でしょうか? お待ちしています。 学生諸氏も歓迎です。 啐啄会(そったくかい) 代表者 久保達也