日本史探偵コナン

今日は日本史探偵コナンについて紹介します。

児童書ですが、しっかりと刀の解説が入っていました。

日本史探偵コナンはアニメ名探偵コナンが歴史の謎を挑戦する人気シリーズです。

今回、コナン君が挑戦するのは『妖刀・村正』

村正はいかにして妖刀となったのか。

村正を所有していたといわれている人

真田幸村(堺正人)
2016年にNHKの大河ドラマで放送されたので知っている人も多いけ、1615年の大阪夏の陣で徳川家康に敗北し、自刃。

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由井正雪
日本史の教科書ぐらいでしか登場しない人ですが、1651年に幕府転覆を計画し、事前に発覚し、町奉行にとらえられ、自刃。

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西郷隆盛(鈴木亮平)
2018年にNHKの大河ドラマ『西郷どん』で放送。1877年、西南戦争で敗北し、自刃

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所有者が非業の死を遂げる名刀

三人の例を挙げるように村正を持つと非業の死を遂げます。

そんな不吉な刀使わなければよかったのにと思うかもしれませんが、この三人にはもう一つの共通点があります。

三人とも徳川幕府と戦った

村正は『打倒・徳川』の象徴

日本史探偵コナンでも触れられていますが、村正は徳川家にとって因縁の刀であり、家康は村正を恐れていたという話があります。

家康の祖父清康、父広忠、子信康の三人が村正により命を絶たれている。

徳川家康は村正を忌み嫌い、徳川家の禁忌としたそうですが、一方反徳川を掲げる大名たちはこぞって村正を買い求め、かえって村正の名声が高まったとか。

機会があれば、別の名刀の話を掲載していきます。