はじめに
ある剣友の方が
制定はクラシック、基本をきっちり勉強しないとできない。
古流はジャズ、基本を守り、あとは自身の感性で自由に楽しめばいい。
と言っていて、なるほどなぁと感心したことがあります。
今回から数回に分けて、制定居合についてお話します。
稽古自粛期間中での短期集中掲載を予定しています。
たぶん大丈夫・・・汗(・ω・;)原稿これからだけど
ブログ見てるよと声を掛けられることもあるんですけど、ここはあくまでも新会員獲得を目的としているブログなんで解説は甘めに設定しています。
制定とは何か
全日本剣道連盟居合は1969年(昭和44年)に居合道の各流派から選抜された組み型です。はじめに7本、のちに追加され、現在では12本の型があります。はじめの1から3本は正座、4本目立膝、5本目以降は立ち技の構成となっており、12本すべてを学ぶことにより、居合道の基本をマスターすることができます。
一本目『前』
正面に向かい正座した状態で始まり、対座している敵の殺気を感じ、機先を制し抜きつける。
さらに真っ向から抜きつけて勝つ
もっともよく稽古する技です。
ホームページの写真で掲載されているのもほぼほぼこの『前』です。
イラストについては新紀元社の『剣技・剣術説』(牧秀彦著)を参照しています。