剣窓(令和3年6月号)

 今月発行された6月号には5月3日に京都で開催された居合道称号審査及び居合道八段審査について書かれていました。

大阪の結果だけお伝えすれば、

光行良一先生が「範士」に合格なされました。

 管理人も大変お世話になっているので、ほんとうにうれしいです。

 範士は居合道における最上級の称号です。
(教士八段受有者で、八段受有後、8年以上経過し、地方代表団体の長から推薦された者、又は全剣連の会長が適格と認めた者)

八段審査会について、東義信先生の講評が掲載されていました。

 今回は残念ながら、ここ十年間でもっとも高確率が低い結果となりました。不合格の方はご自身の技を客観的に検証して、何がたりなかったか、一つでも多くそれを見つけて克服してください。決めごとの多い全剣連居合です、正確さが何より大事。稽古は「量より質」。
 全体的に力みが目立ちました。特に立ち技の切り下しはまるで力くらべをしているようです。前足を強く踏みしめるあまり、膝が伸びて、硬直した体を持ち上げ、結果腰が浮き、しかも前足に重心がかかり前傾姿勢です。姿勢正しく上下動と前後にブレの無い腰の据わった技を目指し、重心の置き方を考えながら体幹を鍛えてください。
 手の内を上手く使えない方が多く居ました。手の内は例えば突きや柄当てでも変化します。手の内を上手に使えば技の質が向上。
 強く大きく見せる技も結構ですが、過ぎたるは何とかで、そのために姿勢が崩れれば逆効果です。気迫を込めて、緩急強弱を使い分け、柔軟で調った「気剣体一致」の技を目指して下さい。

 八段審査の講評ですがその他の審査、試合においても同様と思われます。ここに書かれていることを十分理解し、稽古することが上達の近道であると思います。