第2回特練会 後編

みなさん、こんにちは!本日は特別稽古会の後編についてお話しします。実は、結婚記念日にもかかわらず特練会に参加させていただきました。稽古に専念できるのも、心優しい奥様のおかげです。その感謝の気持ちを込めて、稽古の後には急いで近くのケーキ屋さんでケーキを買いに行き、ささやかながらお祝いをしました。(今回のアイキャッチ写真がそれ)

今回は5本目:袈裟切りから

五本目:袈裟切り

  • 注意点リスト:
    • 切り上げと切り下しの角度が不十分になりやすい
    • 切る角度は7時の角度から1時の角度
    • 腰を使って切ることが重要。
    • 血振りの際には鯉口を握り、鞘引きはしない。

六本目:諸手突き

  • 注意点リスト:
    • 右面を抜き打ち、顎から水月を突く。
    • 受け流しかぶりで振りかぶる。

七本目:三方切り

  • 注意点リスト:
    • 足さばきを意識する。
    • 右足を右斜め前方に出し、上体を右にひねる。
    • 前方の敵に対して、注視は必要ないが、視線が下を向くなどは避けること。
    • 血振り時に左手に力を込めておくこと。

上段からの血振りについてはかなり深く説明がなされていました。
血振りの際、どうしても刀をもつ右手に力が入るけど、同時に左手にも力を入れないと全体が締まらない印象を受けてしまいますね。

八本目:顔面当て

  • 注意点リスト:
    • 顔面への柄当て後、刀が身体から離れないようにする。
    • 6本目と8本目の後方への振り向き方を区別する。

九本目:添え手突き

  • 注意点リスト:
    • 左側の敵を素早く切る。
    • 抜きつけ時、刀をやや高めで止める。
    • 左手の指先までしっかり伸ばし、刀からはみ出さないようにする。
    • 血振り時に鞘を引かない。

9本目もかなり力を入れて説明があったとか

そうだね。やはり仮想敵を意識して、素早く抜き打つことが大切だと説明があったよ。

十本目:四方切り

  • 注意点リスト:
    • 目付で敵の位置を見定める。
    • 小手打ちをするときはしっかりと敵の目を見て打つこと(仮想敵なので、自身の柄を見がちになる)
    • 突きの構えは4本目の柄当てに同じ。
    • 振りはすべて受け流しかぶりで行う。

11本目:総切り

  • 注意点リスト:
    • 切る位置に注意する。

12本目:抜き打ち

  • 注意点リスト:
    • 切り下しの後、後ろ足を引きつけない。

特練会はどうでしたか?

居合道の醍醐味は昨日出来なかったところが今日できるようになり、わからなかったところが、わかるようになるところだと思うよ。
そういった意味でずいぶんと成長を感じる一日でした。

ブログ管理人:長谷川英
前編、後編2回に分けて特練会を説明してきました。説明しきれるものではないですし、ブログ掲載の都合上、カットせざるを得なかった部分もあります。
これから昇段審査を受診される方や居合道を始めてみようと思っている方の参考になれば幸いです。