居合道は戦国時代に一人の武将が生み出した人を殺傷する技術です。
その技術が数百年にわたり、形を変えることなく現在まで継承されてきたのか、それは日本が他国に侵略されることなく平和な世が続いていたことにほかなりません。
戦争では人命だけでなく、技術、文化も失われてしまいます。
一日も早い平和がウクライナに訪れるのを祈るばかりです。
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本日の稽古の日々です。
3月も中ほどに差し掛かり暖かい日が続いています。花粉症が辛い(涙)
制定居合(12本)の稽古および井村先生による解説
右手と左手の使い方について(井村先生による解説)
右手と左手の使い方について、まだ明確に理解ができていないようなので説明します。
右手と左手を同じように手前に引かれている方が多いですが、
右手は前方、左手は手前に引くようにしてください。
納刀の説明(井村先生による解説)
納刀には切先(刀の先)を鍔元より上げての刀する縦納刀と鍔元より下げて納刀する横納刀の二種類が存在します。
当会では横納刀で稽古していますので切先を上げずに納刀してください。
無双直伝英信流(古流)の解説
古流の稽古については正座之部、立膝之部、立業之部、座業之部の順で実施。
なお、立膝之部以降については会員同士の交互抜きで稽古しました。
立業之部 1本目 行連(いきつれ)井村先生による解説
右片手で敵を斬る動きは制定居合の7本目、三方切りにおいても登場しますが、古流居合と制定居合では動きに大きな違いがあります。稽古の場合にはそれらをしっかりと区別しておくことが大切になります。
ただ斬り付けるのではなく、敵に対してもたれる(重心を前にかけ、身体全体を使って、刃先を敵の身体にくいこませる)ことが大切であると説明されています。
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今回は井村先生の解説をもとにブログ用に再構築してみました。
当然、生解説の方がわかりやすいですが、少しでも稽古の雰囲気を感じてもらえれば幸いです。