鬼滅の刃『遊郭編』もいよいよクライマックスです。
鬼滅の刃にあやかって今回は、音柱『宇髄天元』について考察していきたいと思います。
主人公である炭次郎が所属する鬼殺隊の最上位である「柱」の一人。「音柱」の称号を持つ二刀流の剣士です。
鬼滅の刃の考察サイトはたくさんあるので、こちらでは違う視点で見ていきたいと思います。
注目すべきは彼の刀(日輪刀)です。
プロフィールでは宇髄天元の身長は198㎝
とんでもない大柄ですね。
彼の使用する日輪刀ですが正確な数字ではないですが、およそ二尺五寸(約83㎝)といったところでしょうか。
それがどんなものかを比較するために
別の隊士で見てみましょう。
『炎柱』煉獄杏寿郎の場合
炎柱である煉獄杏寿郎の身長は178㎝。日本人の平均よりやや高いです。
彼の日輪刀の長さは二尺八寸(95㎝)です。
これは結構というか、かなり長いです。
話を宇髄天元に戻しますが、198㎝の長身に対し二尺五寸は居合で使うにはかなり短いことがわかります。
現代居合では170㎝~175㎝ぐらいの人が使うにちょうどいい長さでしょうか。
二刀流の戦闘スタイル
宇髄天元はこの短めの刀を二本使用して戦います。
鞘はなく、非戦闘時は布に巻いて携帯します。
このブログでも何度かお話ししていますが、
居合の抜きつけがどうして速いのかは刃を鞘から抜き放つ際の加速がものを言います。
先述の煉獄杏寿郎での戦いでも鞘から刀を抜き、敵を一閃するシーンは鳥肌ものです。
まぁ、抜きつけが居合の醍醐味であるんですが……。
宇髄天元の二刀流
宇髄天元の戦闘スタイルは居合とはかけ離れていますが、アニメでは敵である上弦の陸『妓夫太郎(ぎゅうたろう)』戦で見せた息をつかせぬ連続攻撃。
居合では見られない動きです。居合は『初発刀』といわれるように、鞘から抜き出す一撃で勝負を決めます。
では宇髄天元の二刀流はなんなんでしょうか?
率直に思ったのはフィリピンの格闘技『エクスリマ』がベースになっているのではないかと思います。
エクスリマとは
別名『カリ』とも呼ばれ、短めのスティックを使用する格闘技です。現在ではアメリカの警察などでも採用されています。日本でもアクション映画などで使われたりしています。
隣に僕の刀(二尺四寸)を並べていました。
片手だけにスティックを持つシングルと両手にスティックを持つダブルとがありあす。
剣術は居合や剣道など日本に限ったことではないので、機会があれば世界の剣術に関しても学んでみたいですね。
何はともあれ、いよいよ『遊郭編』も最終回です。
炭次郎と禰豆子、妓夫太郎と堕姫(だき)の二組の兄妹の話もいよいよ終焉です。
炭次郎は敵である妓夫太郎に対し、妹を守る兄として、敵以上に自分自身を重ね合わせてしまいます。
日本一悲しい鬼退治はどういう結末を迎えるのか、必見です。
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