皆さん、こんにちは!
ブログ管理人の英(はなぶさ)です。
ついに阪神タイガースが2年ぶりの優勝を果たしました!
ファンにとっては待ちに待った瞬間であり、地元関西は大いに盛り上がっていますね。
優勝という成果は、一日や一試合で手にできるものではありません。
選手一人ひとりの努力の積み重ね、仲間との連携、そして苦しい時期を耐え抜く忍耐力――それらが結実してつかんだものです。
このことは、私たちの居合道の稽古にも通じます。
日々の小さな一太刀、ひとつの動作の積み重ねが、やがて大きな成果となって現れるのです。
新たな仲間のご紹介

今月から、新しく林さんが仲間に加わりました。
林さんはこれまでテコンドーや剣道を学ばれ、武道のご縁から居合道にも関心を持ったということです。
今日は初日ということもあり稽古では、素振りと抜き付けを練習したあと、制定居合の基本中の基本である一本目、「前」に挑戦しました。
初めてとは思えない集中力で取り組まれていて、これからの成長がとても楽しみです。
今週の質問コーナー
Q:どうして居合道は動きがゆっくりなんですか?
うーん。常にゆっくりとしているわけじゃないんですけどね
居合道の動作には、大きく分けてゆっくりと動いているときに素早く動いていいる動きの2種類があります。
正座の1本目「前」で見ると
- 仮想敵と対峙しているとき
このときはゆっくりに見えます。敵をけん制し、間合いを計り、不意の攻撃に備えるためです。 - 抜き付けや切り下ろしのとき
ここから一転して素早く動きます。相手より先に機先を制し、一瞬で勝負を決めるための動作です。
さらに、敵を倒した後の残心の動作では再びゆっくりに見えます。これは油断せず、倒した敵が再び動くかもしれない、あるいは別の敵がいるかもしれないという不測の事態に備えているからです。
つまり居合道の動作は、単にゆっくりではなく、仮想敵の動きに応じて緩急を調整しているのです
動作の緩急に意味を見いだし、仮想敵を意識することで、稽古はより実のあるものになります。林さんを迎え、新しい仲間とともに、備えある稽古を積み重ねていきましょう。