あんぱんと宇陀さんと、そして今を生きる私たち

こんにちは。居合道ブログ管理人の英(はなぶさ)です。

6月も半ばを過ぎ、蒸し暑い日が続いていますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。

最近、朝のNHK連続テレビ小説「あんぱん」を楽しみに見ています。
物語は、アンパンマンの生みの親・柳瀬崇さんの若き日々を描いたもので、戦時中に「なぜ食べ物もなく、自由も奪われる中で絵を描き続けたのか」という問いが胸を打ちます。
「誰かのために、どんな時でも希望を描きたい」――彼の思いが、あの一つの丸いパンのヒーローに結実したのかと思うと、目頭が熱くなります。

一方、世界を見渡せば、ウクライナとロシア、イスラエルとイランという2つの戦争が、今も続いています。
罪もない人々、幼い子どもたち、日々を普通に生きようとしていた人たちが命を落としている現実があります。
居合の「斬る」という行為は、実は「生きる」ということの裏返し。
私たちの一刀には、争いのためではなく、己を律し、他を守り、平和を願う心が込められていることを、改めて感じています。

🌸新しい仲間が増えました!🌸

さて、道場に嬉しい風が吹いています。
今月から、新たに 宇陀さん(20歳・大学生) が啐啄会に入会されました!

落ち着いた佇まいに加え、武道への関心が高く、初日から熱心に先輩たちの動きを観察していたのが印象的でした。

そんな宇陀さんの様子を、写真で少しご紹介します📸

写真①:袴を調整する宇陀さん

武道具屋さんの店員さんが丁寧に採寸して、体形に合った袴を選んでくれました。

写真②:初めての刀に嬉しそうな宇陀さん

帰り道では自宅で早速稽古しますとのことで、武道具屋さんまで一緒についていった僕までうれしくなりました(^^♪

宇陀さん、これから一緒に稽古していきましょう!
刀は「命を守る道具」にもなります。だからこそ、心を研ぎ澄ませて臨んでいきましょう。
皆さんも、どうぞよろしくお願いします!

平和のありがたさを感じながら、今この瞬間を大切に。
来月も、道場の様子や新しい学びをお届けしていきます。

それでは、また。
居合道ブログ管理人・英