鬼滅の刃「無限列車編」

10月10日からいよいよ、待ちに待った鬼滅の刃の『season2』が始まりましたね。

今回の第一話では映画である『無限列車編』の前日談となるオリジナルアニメが放送されました。

今回は主人公である『竈炭次郎』ではなく、炎柱『煉獄杏寿郎』の視点から物語が描かれています。

物語のあらすじについては、別のブログにお任せするとして、
こちらの方は居合道家から見た『煉獄 杏寿郎 』について語りたいと思います。

今回、アニメを見て鳥肌が立ったシーンがこちら↓

 

鬼を倒した 杏寿郎 が刀を納めるシーン

アニメやけど、これはお手本になるぐらいきれいな納刀

めちゃくちゃ興奮する。

しかもそれから、柄頭への手がけ

柄頭に手を添える理由

古流(無双直伝英信流)では、作法として、技の終わりに右手を柄頭に添えます。

より正確に言えば、右人差し指と中指を添えます。

これには理由があり、右手で柄頭を押すことで、刀が鞘から飛び出さないようにしています。

つまり右手を柄頭に添えるのは戦いの終了を意味しています。

もう一つの理由

僕は、柄頭に手を添える際には『敵に敬意を払うこと』と教わりました。

命を落とした敵に対し、冥福を祈り、『南無阿弥陀仏』と手を合わせるような気持ちを持って行います。

だとすると『 杏寿郎』 も死んだ鬼に対し、慈愛の念を抱いていたのかもしれませんね。